零亭(旭川市3条通6丁目 ヨシタケユニオン地下)
「悩める子羊よ、次の店で待ってるよ」
1人でゆるりで飲んでいたら、
神様からのメールが届いていた。
なんだか今日は近くに神様がいた気がしたものだから、
不思議なこともあるものだな~と思いつつ。
集合場所は「零亭」と書いてある。
初めての店だな、どこにあるんだろう。
こ…ここか??
ビルの地下に赤提灯。
ジンギスカンと書いてある。
おお、なかなか入りづらいぜ。
神様はなんでまた、こんな遅くに、ここへ?
大体、夜の10時を過ぎればワインのイメージなのだが。
壁には大きな文字
へー、こんなお店があったとは!
知らなかったな~。
いらっしゃいませ~と店主さん。
こんばんは、あの~、待ち合わせなんですけど、
顔がピカーーッとした人が来ていませんか?
ああ、あの席ですね。
わかります、ええ、奥の。
光ってますから。
やあ、電球ちゃん
神様、遅くなってスミマセン!
ちょっと1人で飲んでいたもので。
降臨されていたんですね。
「私はいつも側にいるよ」
はい。
それはそれで、ものすごく怖いです。
どうした暗い顔をして
ああ、神様にはお見通しですか。
ちょっとシゴトがうまくいかなくて、ハイ。
恥ずかしい話なんですが、意気消沈しておりまして。
「そんなことだろうと思ったよ」
私が悩んでいるのを察して、誘ってくださったんですね!
ありがとうございます。
それにしても、この時間に焼肉ですか?
珍しいですね~。
悩める子羊よ
子羊…。
それって仔羊…ってことはラム!!!
神様、そんなダジャレのために!
わざわざジンギスカンを!!
悩める…ラム…ぷぷっ!!
神様は「中の上」ほどのボケを放り込んで、上機嫌だ。
それにしても、神様。
子羊、救うどころか焼いちゃってるじゃないですか!
悩んでるうえに、焼かれて、食べられて、嗚呼。
「美味しいラムちゃんですね~」
「本当ですね…柔らかくて最高です!」
「悩みは晴れましたか?」
「そうですね、美味しいものを食べると紛れます!」
「あまり悩むと、君も地獄の業火で焼きますよ」
「怖いっす」
使い回すのやめなさい
どこで覚えてきたんですか、その技を。
何度も何度も、同じ写真で手抜きじゃないですか。
えっ、漫☆画太郎先生が開発した画期的な表現だって?
コピー機を購入した嬉しさから、
連載という概念を覆し、ページをめくってもめくっても、
同じ絵が続くという、シュールなギャグ。
なるほど、それなら仕方ない。
ホルモンとラムウインナー
「神様、今日はありがとうございました!」
「いいのです、電球ちゃんが楽になったのなら」
「はい、LEDが起きて待ってますので今日はこのへんで」
「そうでしたね、新婚さんですもんね」
「奥さんも寝かせてくれないんじゃないんですか?」
「いや…そんな率直な質問!」
「隠してもダメ、いつも君の側で見ているよ」
「もしもし警察ですか…不審な人がいるんです」
HADAKA DENKYU
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自称「神様」と名乗る男で…もしかしたら覗かれているかと。顔の特徴ですか?それが光ってて見えないんですよ、はい。
顔がテカってる人と頭部が光っている人はよく見かけるんですが…
それにしても厚くて柔らかそうなラムちゃんですね。色も良い!
>Jetsさん、なんてったって『発光』してるわけですからね!!ラム、美味しかったです。それとホルモンが注目ですね、いいんですよ!