サッポロシティー禁断の店【髭将】

髭将（すすきの 第6グリーンビル5階）

月ちゃんとの札幌飲み会。
毎回、ホントーにディープな店に連れてってくれる。
今回のここは、一見さんにはムリでしょう。

月ちゃんは変な人だから、
最初から1人で突撃したらしいけど、
「初めての人とは話さない」とシャイに言われたそうな。

どんな店主がいるのかと、
ドキドキしながら向かったよ！

ビルの中にある

このフロアにあるスナックは
ほとんどが店をたたんでいて、ガランとした雰囲気。
そんな中、髭将の文字。

数人が座ればやっとの鉄板焼きの店だ。

空き店舗の鍵を渡される

鍵をあける月ちゃん。
何をしているかというと、
これこそが髭将ルーキーには最初の難所。

「入れますか？」
「はいよ～、これね」

渡された鍵を手に閉店しているスナックへ。
開けるとそこは…。

衣紋掛けぇ！！

鉄板焼きだからね。
服や荷物にニオイがつかないようにね。

さっそくたまらない！
何が始まったんだ！

超おもしろかっこいいぜ！
さあ、いざ店内へ！

完璧な佇まい！

カウンターに座り、目の前の鉄板で楽しむ。
お世辞にもキレイとはいえないが。

月ちゃん、今日も飛ばしてきたな～。

安すぎメニュー色々

すごいな～って悩んでいたら、
常連さんが教えてくれた。

「ああ、それ？ウソだよ」

なんだ！！
ウソってなんだ！！！！

聞いたところ、常連でも値段はよくわからないそう。
隠れメニューが多すぎて、
正規のメニューから頼む人は少ないらしい。

安いことには変わりないから、安心はしていいと。

さっそく裏メニュー

油揚げを焼いてもらってる。
上には重しが。

月ちゃん曰く、
「こんなに丁寧に焼かれる油揚げは見たことない」
なるほど。

ご主人がさらに体重をかけて、
油を抜いていく。
鉄板からはジュージューと食欲を刺激する音。

こんなにペチャンコ

さらにそこから・・

大根おろしを直接！

すごいぜ、髭将。
なんという名店！

そしてここのマスター、
まるで踊るようなステップで仕事をするんだ。

狭い厨房はまるで「舞台」
あっちへフラリ、こっちへフラリと軽快なステップ。
これを見ているだけでも面白い。

何食ってもうまい！

初めてですって言うと、
横の常連さんが、コレも食え、アレも食えと、
自分で注文したものをお裾分けしてくれた。
こういう距離感もたまらない！

名物・レモンハイ

呑兵衛の裸電球だけど、
こんな荒々しいレモンハイは初めて飲んだよ。

さっきの大根おろし器で、
豪快に冷凍レモンを皮ごとゴリゴリ。
はい、完成。

ご主人も飲みながら立つ厨房。
ゴリゴリしたほとんどが、
なんとグラスに入っていない。

すごいぜ、髭将！

パン食ってくか？

シャイなご主人との距離も、
少しづつ近づいていき。

何か小腹が空いたので、
サクッと食べられるものをお願いした。

ガーリックトーストだよ！

裏メニューありすぎ。
これはもう、旭川から通うしかないな。
札幌で必ず寄る店になりそうだ。

HADAKA DENKYU

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