裸の作文『クリスマスの思い出』

クリスマスの思い出

サンタさんを小学生まで信じていた。

裸電球の家は毎年24日にパーティーをしたんだ。
2世帯住宅でね、下には父方のじいちゃん&ばあちゃん。
そして近所には母方のじいちゃん&ばあちゃん。

みんなが集まってワイワイやるんだ。

孫は裸電球と妹しかいないから、
祖父母の愛情、独占状態!
ということはプレゼントも、たくさんだ。

寝ると枕元にプレゼント。
これがサンタの行動パターンだと思うが、
裸電球の家はパーティーの最中にやってくる。

どこって玄関。
いつの間にかたくさんのプレゼントが置かれているのだ!
これには妹と大興奮!!
今考えると、大人たちも楽しんでいた気がする。

祖父「お、今なんか音したんじゃないか?」
子ども電球「え~、もうきたのかな~!!」

走って玄関へ。
しかし、そこにはネットに入ったタマネギしかない。

「まだきてなかった~。」
「今年は悪い子で来ないんじゃないのか?」

「そんなことないよ、お手伝いしたもん!」
「あっ、今シャンシャンシャンって鳴らなかったか?」

急いで玄関へ!

タマネギ。

ごちそうの唐揚げを頬張り、
クリスマスの特番アニメを観ているうちに、
フッとサンタを忘れる。

大人たちはそこで準備を進める。

まずは母親が兄妹を監視。
ここで玄関に走られては計画がパアだ。

その隙に父が隠しておいたプレゼントをディスプレイ。
祖父は平然と酒を飲む。
これには何の意味も無く、ただ飲んでいたのだと思う。

ガタン!!

玄関で音がする!
目を合わせる子ども電球と妹。

サンタだ!!!
今年もサンタがやってきた!

急いで玄関へと走る!

ガタンとやった父は、急いでトイレへ隠れる。

わあ!!
カラフルな包装紙に包まれた数々!

その場でビリビリと始める。

「あー!!欲しかったファミコンカセット!」
「あー!!欲しかったリカちゃん!」

「あー!!欲しかったラジコン!」
「あー!!欲しかったシルバニア!」

「サンタさんありがとう!!」
すると祖父が「は~い!」って言ったんだ。

どうしてじいちゃんが返事するの~っと大爆笑。
大人たちはヒヤっとしたそうだ。

「いや~、サンタさんは欲しいもの知ってるな~」
先ほどの失敗をごまかす祖父。
今考えると、おもちゃ屋のチラシに丸つけたわ(笑)

「ハミコンばっかりやんないで勉強も」と母。
サンタ効果に紛れて!!

というパーティーを何年もやってきたのだが、ある日。
そうだな~12月も中旬。
学校から帰ってきて納屋をみると、ん???

キレイな包装紙がある!

謎は全て解けた。
サンタはこの中にいるっ!!!!

ショックで泣いたんだって。

HADAKA DENKYU

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作文の日はアクセスがた落ち(笑)

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4 件のコメント

  • うわぁー。プレゼントの内容が若い!

    シルバニアもハミコンも自分がサンタになったプレゼントです。
    サンタがいなかった事よりショックで泣いています(T ^ T)

  • >うー。さん
    南半球のサンタさんはやはり陽気でノリノリでしょうか??旭川は昨晩からものすごく冷えています!クリスマスムードもどこ吹く風の−19℃です!

  • >きいよさん
    そっちですか(笑)私が小学生のときはこぞってファミコンでした!おもちゃ屋のチラシに○つけてましたよ!シルバニアは妹が集めていましたね!

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