五ヱ門(長野県上諏訪)
1人ドリンクラリーも終盤。
それこそ見事な千鳥足。
1人で居酒屋行って、BAR行って。
さあ、帰ろうか。
いや、帰ってたまるか!!
長野の名物は食ったけど、
B級な店は拝んでないぞ!!
繁華街でサラリーマンに話しかける。
「すいません、北海道から来たんです」
「あいや~、それははるばる!」
「この辺で地元の人に愛されてる店ありますか?」
「焼き鳥とかそういうの?」
「う~ん、欲をいうともっとダルダルな感じがいいんです」
「古い店で、カウンターしかないけど平気?」
「あっ、そんな感じがいいんです!」
本当に入りづらい店だった!!
くっそ~、あの酔っぱらい!
ハードル上げすぎだっつーの!!
これも思い出、勇気を出して入るよ!!!
そしてキャベツです。
何が起きた??
初めての諏訪、初めての店。
キャベツです。
ははは。
あのサラリーマン、今度あったら覚えとけ!
めっちゃ褒めちゃるわ!!!
メニューはコレしか無い。
「五ヱ門焼」っていうどっからみても「揚げ」
表面は焦げる直前までカリカリ!
おまけに半端ない量だ!!
この下にさっきのキャベツが大量さ。
昨今の草食動物でも残すわ!!
それにしても…。
焦げる寸前の鳥肉がドシン。
不覚にも美味い。
何コレ??
めっちゃうまいんだけど!!
肉汁ちゃんと残ってるし!!!!
カウンターは地元の人で混み混み!
ママが1人で切り盛りしてるんだけど、いいキャラ。
姓名判断ができるのかな?
常連さんの彼氏さんを占ってた。
「ママ、どうですか?私のカレ」
「だめだね、この人は!」
うつむく相談者の女性。
そりゃそうだ、大好きなカレなんでしょ?
ママ、まだ続けるよ。
「もっと言っていいかしら?」
「はい、お願いします」
「この男、犯罪者になるから注意しな!」
誰も知り合いのいない上諏訪。
常連さんとママとのやりとり。
目の前には焦げかけた肉の塊。
パラレルワールド!!!
HADAKA DENKYU
コメントを残す