隠れ家(旭川市東光4条2丁目)
プルルル。
プルルル。
神様から電話だ。
話しはいきなり変わりますが。
ウチの息子・豆電球。
なぜか「神様」って言葉を、
「おばけ」チックに理解していて。
神様こわい。
神様来る
神様おこる。
など、何やら宗教チックな単語を発して怯えております。
プルルル
「映像でPRしませんか 裸電球です」
「こら、営業するんじゃない」
「神様お久しぶりです」
「どこにいますか」
「東光の隠れ家です」
「君は私から隠れられない」
「こわいです」
「こわいのです」
ボコってる!
え?え?
なんで?
なんでこんなにボコってるメニューがあるの?
そっか!
横は人気のかまぼこ屋さんじゃん!
うれしい!
一気に夜が楽しくなってきたよ。
枝豆の入ったかまぼこ
かまぼこで飲める店なんてさ。
たまらなくない?
こういうの好きな人多いでしょ?
オーダーを練り練り
練るとは。
こねたり、たたいたりして。
柔らかく、きめ細かくすること。
。
。
。
「こら、おっぱいの話はやめなさい」
「えっ、してないです、おっぱいの話」
挟んでるねぇ
半ぺん明太マヨ磯部揚げ。
そんなメニュー見つけて、
頼まずにいられる?
それってもう。
「女の子にここまで言わせて恥かかせるの?」
と、同じ破壊力でしょう。
ぷっは~だぜ
喉を抜ける黄金が。
疲れを洗い流していく。
神様は人間界の持て余した時間の中で、
お医者さんをやっていることもあるので、
私の主治医なんだ。
神の薬。
フェブリク40㎎で、すっかり尿酸値は下がったよ。
今日はその打ち上げ。
注文はボタンを
ボタンを押し忘れ、
「すいませーん」と声を出し、
「注文の際はボタンで」と怒られる神様。
あ、やめて
その腹いせに、
裸電球の乳首を連打する神様。
牛タンボール
色々なメニューがあって楽しい。
かまぼこだけじゃなく、あれこれ豊富だよ。
その中から。
夜のディープキッス、牛タンを注文。
最高だね、飲まさるね。
すごいのがある
あっ、今、俺の「角」見られてるって思ってるでしょ?
だから、そんなドヤ顔してるんでしょ?
いっとくけどね。
裸電球、見てるの「口」だからね!
ヒゲすら見てあげないんだから。
もし、この鎧が一言だけ声を出すなら。
「チャー」って言いそうな口のカタチだね。
終わります。
(終わんなや)
HADAKA DENKYU
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「しっとり柔らかくて美味しかったですね」「こら、おっぱいの話はやめなさい!」
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