ルイーズ(旭川市4条通6丁目)
とことこ。
サンロクを歩くよ。
みよしのでもつまんで帰るかな。
4条の角を曲がり、駅方面へ。
ルイーズの前。
ただならぬ気配を感じる。
なんだ、なんだ!
あっ、もしかしてこれが「霊感」ってやつか?
ちょっと一発、写真撮ってみようか!
パシャ!
う~ん。
いつものシャレオツなルイーズだ。
気のせいか。
せっかく写真を撮ったんだし、
ちょっと寄ってみよう。
お上品バージョンでいただく
綺麗だな~。
カウンターで飲んでる方もオシャレな人ばかり。
リュックサック背負ってきたの、
裸電球だけじゃん!
みんなリュックにしたらいいのに。
色々入って超ラクチン。
赤をゆっくり傾けて
いつもは神様に「天国の門」を開けてもらうからね。
あっ、天国の門ってのはルイーズの入り口ね。
なんと、今思いついたことを、
平気でいつも言っているようにまとめてみたんだ。
そう、神様に連れてきていただくからさ。
今日はなんだか心細いな。
手持ちぶたさで、
さっき撮った写真を見てみる。
ん?なんか光ったような
デジカメのモニター。
なんだか一瞬光った気がしたんだ。
お店の照明が反射したのかな。
。
。
。
。
ん??
違う!!
なんか写真に浮かんできたぞ!
なんだこれ!
ただの外観だったのに。
神様が写真撮ってる写真に!
うわ!
ハイレベルな「奇跡」をお示しに!
すると耳元でいつもの声。
さっきまで空席だったのに。
降臨されているではないか。
よかったらどうぞ
「あっ、神様いつのまに??」
「私ですか~、ずっといましたよ?」
「いやいや!今日は私ひとりでしたから」
「ああ、そんな小さい話ではありません」
「…といいますと?」
「君が生まれた時から、ずっと私は一緒にいますよ」
まあ食べなさい
「一人で珍しいじゃないですか」
「はぁ、実はそうなんです」
「何か悩んでいる、そうでしょう?」
「わかりますか、嘘はつけませんね」
「ホーホッホッホ、ココロの隙間、お埋めしましょう」
「そんな喪黒福造チックな」
いいから飲みなさい
「生きていれば悩みはつきものです」
「そうですよね」
「明日があるさ、明日がある」
「まさか歌わないでしょうね」
「♪若~い僕に~は夢がある」
「歌わせませんよ!」
それにしても神様
話しかけたつもりが、あれ?
いない。
慌てて周りを見渡すも、いない。
でも、ココロの隙間は埋まっていて。
静かに雪が降ってきた。
HADAKA DENKYU
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店を出た瞬間に「ドーーーーン!」されたらどうしよう
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