圧迫面接の思い出とデリのカレー

DELHI(札幌の狸小路1丁目)

俯瞰する。
鳥瞰図のイメージで。

今の自分が何を欲しているのか。
この先の未来に何が待っているのか。

そんな卓越した考察の結果。

弾きだした答えは単純明快。
カレーだってさ。

久しぶりのデリだな~

え?
右端の「高橋」も気になるって?

右の扉を開けると、
パラダイスが待っているかもよ。

「こんにちは~、ガチャ」
「おやまあ」

「あえて高橋の方に入っちゃいました!」
「ふっふっふ、4年ぶりですよお客さん」

「そう思いまして」
「少々お待ち下さい、タモツや、例のブツを」

いけない。
俯瞰しすぎて妄想が止まらない。
タモツってお手伝いさんまで登場してるし。

何にしようかな

最近、札幌にいることが多い。
これがちゃんと仕事に繋がっていけばいいんだけど。
とにかく暗闇に裸電球ぶら下げて進んでいるよ。

足元は見えても先は見えない。
だからって目を閉じるわけにもいかず。

結局のところ、
妄想なんてしちゃってさ。

カシミールのラム

大好物を食べて、小休止。
このあとの予定は、
旭川でお世話になった先輩を訪ねるんだ。

なんせ「井の中の蛙」
飛び出てみるとできないことだらけってやつさ。

タモツや、例のブツを。

妄想がお金になることは、見事にないのね。

カレーの思い出


学生時代に札幌のある会社の面接で、
どんな性格ですかって聞かれて、
「コミュニケーション得意です、明るいほうです」

って答えたら、見事な無反応で。
はは~ん、これが噂の「圧迫面接」かと覚悟を決め、

「発想力には自信があります」って続けると、

「どれもうちには必要ないですね~」
と返ってきたもんだから。

なにくそ、ちくしょー。
負けてたまるかと。

「パソコンは全く使えませんが頑張ります!」と言い切ったんだ。

そして落ちたよ、システムエンジニア。

「君、どうしてうちを受けたの?」
「ほんとに何もパソコン使えないじゃん!」
「そもそもシステムエンジニアって何かわかる?」

さらに圧迫面接(!?)が続いたので、
「なんか響きがかっこいいので受けました」と言い捨てて。

カレーを食べた記憶

人事の担当者、グッジョブ!
よくこの素人を見抜いたね。

いまだにエクセルだって微妙さ。

「一太郎」って聞くと
お、パソコン詳しくなさそうな響きって仲間意識が生まれるし。

今の仕事で使う編集ソフトだって同じパソコンなのにね。
まあ、違うもんだ!

支離滅裂のまま終わります。

HADAKA DENKYU

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