エペルネ(旭川市3条通6丁目)
目の手術に成功し、
「曇りなき真実の瞳」を手に入れた神様。
入院中はもちろんのこと、
退院後もお酒を断つ日々が続いていた。
さあ、そんな神様が
毎晩のように下界に降臨しているよ。
プルルルル 電話だ
「はい、裸電球です」
「やあ」
「エペルネで待っているよ」
「はい、すぐに向かいます!」
「100数えて来なかったら地獄に落とすよ」
「はい、すぐに向かいます!!」
いそげいそげ!
エペルネに到着。
神様はすでに、神様っぽいアイテムに囲まれて、
神様っぽいお酒を飲んでいる。
。
。
。
。
843…
844…
845…
846…
ああ神様すいません!
「あっ、DVDのレンタルが今日までだったので」
「そんな理由で私を待たせたのですか?」
「ご…ごめんなさい」
「タイトルを教えなさい」
「はい…団地妻の昼下がりです」
「許しましょう」
ウソは言わない方が良い
手術の結果、
今の神様は真実を見抜くし、
暗いところでのメニュー表もくっきり見える。
「週末はシャンパンだね~」
神様がいつもの言葉を宙に放つ。
「シュワシュワだね~」
エペルネはパスタもうまい!
ズズズ。
うん、酔って食べる炭水化物。
なんてうまいんだ!
HADAKA DENKYU
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