山岡家の研究~まさかの怪談~
夏なんで、
怪談話でもしましょうか。
ねえ。
たまにはこんな日もいいでしょう。
怪談話のスキマに、
山岡家の写真を挟んでいくっていう、
本編と全く関係のないブログ。
これ、来るところまできてるね。
夏の熱い夜
この入りだしで思い浮かぶのが。
2つあるんだけどっちにする?
①墓場だよ、女の人!
②ウッズ、炭鉱跡地でハイになる!
電球の同級生
タイガーウッズに似てるから、ウッズ。
このウッズと美唄の我路っていう炭坑跡地に行った時のこと。
みんなチャリだったんだけど、
ウッズだけ、その日、チャリなくてさ。
2人乗りはいけませんっていう、
キッチリした年齢ではなかったけれど、
だれもウッズを後ろに乗せたがらなくて。
ウッズは我路っていう心霊スポットまで、
およそ7キロを走ったんだ。
廃墟ダラケ
炭坑が閉山して、
我路は廃墟がいっぱい。
たくさんの人が亡くなってるから、
大きな慰霊碑も建ってるんだよね。
そんなエリアに向かっていたところ。
橋の下から、なんか変な声がしたんだ。
「ふぅぅ~」 って。
おい、聞こえたか?
いま、唸るような声、したよな!
したよな!
俺、聞こえた。
おまえも聞こえた?
聞こえた!!!
ヤバいって!
チャリをこいで一目散にその場から逃げるガキたち。
あっ!ウッズ!
あいつ、運動神経もそんな良くないし、
吹奏楽部でチューバ吹いてるから、
絶対に足遅いじゃん!
暗闇に光る白目
なんとまあ。
ウッズ、チャリの本気こぎについてきてる!
腕振って、ももあげて、
ぴょこぴょこ軽やか、
綿毛のように走ってる!
。
。
。
。
「ウッズ、大丈夫か!」
「あのねぇ、全然疲れないの!」
。
。
。
。
「おい、チャリ抜かしてるじゃん」
「むしろ気持ちいい!あああぁぁ!」
。
。
。
。
憑りつかれたのか、
ランナーズハイか。
その後、幸楽苑が旭川を撤退し、
店長だった彼を見たものはいない。
HADAKA DENKYU
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いつもならすぐ息があがるのに、何で今日は疲れないんだろう、ねえ、なんでーって怖かった。
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