詩人の墓
自己満足を糸で結んだ
詩集という名の墓場よ
日に焼けた表紙と
日の目に当たらない綴り
朽ちてゆく
薄れてゆく
あせてゆく
親指と人差し指で
ぎゅっとつまんだ腕の肉
躊躇
数秒は必要
皮がプツンと破ける感触
皮がプツンと破ける感触
皮がプツン
プツン
綴る
綴る
血だらけのペラリ
わずか数秒で本棚に戻される
色あせ朽ちて
詩人の墓場
HADAKA DENKYU
コトバ綴り hadakadenkyu
詩人の墓
自己満足を糸で結んだ
詩集という名の墓場よ
日に焼けた表紙と
日の目に当たらない綴り
朽ちてゆく
薄れてゆく
あせてゆく
親指と人差し指で
ぎゅっとつまんだ腕の肉
躊躇
数秒は必要
皮がプツンと破ける感触
皮がプツンと破ける感触
皮がプツン
プツン
綴る
綴る
血だらけのペラリ
わずか数秒で本棚に戻される
色あせ朽ちて
詩人の墓場
HADAKA DENKYU
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